能登半島ツーリング 2002.9.12〜2002.9.15
 〜雨のち雨、ところにより豪雨、そして寒波〜

3年ぶりにテントを持って泊り掛けツーリングを決行!(前回は1999年に北海道に行ったな・・・)
目的地は飛騨・金沢・能登半島。他の候補地としては南東北などがあったが、ちょうど大河ドラマで
「利家とまつ」やってるし、能登半島なんて滅多に行かないし、ということで、目的地を決定。

参加者=異愚痴氏@ZZR1100にバージョンアップ、作者@VMAXの計2名。

行程
2002.9.12(木) 自宅−(中央道)−談合坂SA−諏訪湖SA−松本IC−乗鞍高原−乗鞍岳−(乗鞍スカイライン)−平湯温泉
2002.9.13(金) 平湯温泉−高山市街−荘川−白川郷-五箇山(合掌造り)−医王山−金沢
2002.9.14(土) 金沢−なぎさハイウェイ−輪島−(能登半島一周)−氷見−(北陸道)−黒部IC−どやまランド明日キャンプ場
2002.9.15(日) どやまランド明日キャンプ場−(北陸道・上信越道)−黒姫−戸隠−長野−菅平−真田−(上信越道・関越道)−自宅


2002.9.12(木)

自宅−(中央道)−談合坂SA−諏訪湖SA−松本IC−乗鞍高原−乗鞍岳−(乗鞍スカイライン)−平湯温泉

7:00に中央道の談合坂SAで待ち合わせるため、自宅を5:30に出発。例年なら残暑が続くはずの
東京であるが、ひんやり肌寒いくらいの気温。このツーリングに備えて入手したメッシュジャケットが
ちょうどよい具合でもある。

久しぶりのテント泊とあって、荷物の積載にも気を使う。前回の北海道ツーリングにも使った振り分け
バックを、今回は改造して金属ステー付きにしたのだが、なかなか具合がよい。
1時間ちょっとで談合坂に到着する。

異愚痴氏のNewマシン、ZZR1100。ZZR400からの乗り換え。
荷物満載の我がVMAX。リアシートにはテントとマットを搭載。

やがて異愚痴氏も到着し、8:00ごろ談合坂SAを出発する。大型二輪の高速道巡航とあってペースは速くなりがちであるが、
次の休憩ポイント(諏訪湖SA)を目前にしてVMAXに異常発生!なんと、
ガス欠・・・(恥ずかしい)

たまたまキャンプ用にガソリンを1リットルほど持っていたので、路肩にバイクを停めて燃料補給する。SAまでは3キロ足らずなので
1リットルもあれば足りるはずであるが、不安なのがガソリンが
レギュラーガソリンではなく、キャンプ用のホワイトガソリン
であるということ。エンジンがかかりにくいし、しかも加速がすごく悪い。
なんとかSAにたどり着き、燃料補給。いやー焦った焦った。自宅から諏訪湖まで250キロを、15リットルで走ったから、燃費としては
まあまあ良いほうだとは思うのだが、ちょっと途中で急加速をしすぎたかな・・・

塩尻JCTから長野道を経由して松本ICで高速を降り、R158を上高地方面に向けて走る。
安曇野村に入ったところで道の駅「風穴の里」があるので、ここで早めの昼食。やはり信州は蕎麦が美味い。
前川渡から県道を使い乗鞍高原方面へと進む。今日は平日とあって空いていると思いきや、乗鞍ラストシーズンのせいか、バイクが多い。

乗鞍岳山頂付近にて
同じく。思えば、このころが太陽を拝めた最後の天気であった。

乗鞍岳の山頂についてみると、平日にもかかわらず、人・人・人!車とバイクが溢れかえっている。
そして急速に天候が悪化。さっきまでの好天もどこへやら、あっという間に霧に包まれていく。喫茶店でしばし休息の後、今日の
目的地である平湯温泉にある平湯キャンプ場へと出発する。が!すぐに大粒の雨が降りだす。そして霧で視界がまったく効かない。
過ぎ去っていく車を尻目に、慌てて雨具を着込み、時速20キロで乗鞍スカイラインを下る。来年から環境保護のために一般車が
通行禁止となる乗鞍スカイライン。ラストランではあったが、大雨で、ただただ、転ばないようにと下っただけであった・・・無念。

なんとか平湯温泉にたどり着き、キャンプ場にて申し込みをする。ここは売店もあり、焚き火自由の素晴らしいキャンプサイトである、
が、乗鞍スカイラインが使えなくなったら利用価値は無いだろう。
キャンプ初心者の異愚痴氏にテント設営の説明をし、薪を買ってくる。
酒やつまみなどの買出しは、5キロほど離れた新穂高温泉方面にある栃尾の農協スーパー(Aコープってやつですすな)で。

初日から雨具出動かよ・・・(結局、初日どころではなかった)
(平湯キャンプ場の受付、道路の反対側にキャンプサイトがある)

しばしテントの中でマターリとし、そろそろ風呂でも入って飯でも食うかぁ〜と、勇んで近くにある平湯の森という温泉に行ったのだが、
なんと休館日!ここで温泉に入って、ついでに夕飯も食べようと考えていたのだが・・・
しかたなくキャンプ場に戻って聞いたところ、高山市街方面に10キロほど向かった所のスキー場に日帰りの温泉施設があるとのこと。
閉館時間ギリギリであったが、無理やり入る。朴の木平スキー場)
平湯温泉に戻ってきたが、飲食店はどこも閉店。(まだ8時なのだが、さすが田舎である)
しかたなく寂れたラーメン屋で簡単に済ませ、キャンプ場でつまみを食らうことに。

焚き火の火付けはガソリンで・・・
テント内での火器使用は、一応禁止されております。

京都からやってきたという(一見、ものすごくガラの悪そうな)アメリカン海苔の兄弟(しかし実はかなりいい人たち)と
いっしょに焚き火を楽しみつつ、簡単なバーベキュー、そして酒。夜半には星も見え始め、明日以降の天気に期待をもたせつつ、12時ころ就寝。


2002.9.13(金)

平湯温泉−高山市街−荘川−白川郷-五箇山(合掌造り)−金沢

7時ごろ目が覚める。キャンプ場の前を走る国道は、朝早くから乗鞍岳に向かう車が多い。朝飯は何もないので、とにかくテントを畳む。
昨夜の京都からの兄弟に挨拶をした後、高山市街へと向けて出発する。

平湯から高山までの20キロほどのR158は車も少なく、快適に飛ばす。雲も多いが、雨は降っておらず、爽快に走れる道である。
高山には30分ほどで到着し、朝市や古い町並みを観光。

市内を流れる宮川。川沿いの白い露天が朝市。 売り子は地元のおばあさんばかり。品物は漬物と棒葉味噌ばかり。
古い町並みが多い。 小京都と呼ばれるだけあって川にかかる橋もどことなく趣が。

1時間ほどで高山を後にし、R158(白川街道)を荘川に向けて走る。走りまくる。対向車もほとんどなく、
特に東海北陸自動車道の飛騨清見ICを過ぎてからは快調に走行。昨日の大雨の影響で配線がショートしがちで、
ウインカーやホーン、タコメータの電気ヒューズが飛びまくる(汗)走行には問題ないのだが・・・

荘川にある道の駅で休憩後、今度はR156を北上し、白川郷へと向かう。ダム湖沿いの道は延々とスノーシェイドが続く
つまらない道であるが、バイクだと変化に富んで面白い。鳩谷ダムを過ぎると白川郷への交差点が現れる。ここを右折。
田んぼの中の道を行くと、突然行く手に茅葺屋根の家が現われる。

ここは白川郷の中心からすこし外れたとこ
キレイですね・・・

白川郷のなかは観光客で溢れていた。一通り写真を撮り、すぐに出発する。このころから雲行きが怪しくなってくる。
荘川沿いにR156を北上し、五箇山IC近くにある集落の中で昼食。この時点では、雲は厚いが、なんとか雨は降らずにいる。

観光客が押し寄せていますが、普通に住民が住んでいます。
ものすごく分厚い茅葺の屋根。葺き替えは大変だろうなぁ。

ここからすぐちかくの相倉合掌集落へ向かう。ここは世界遺産登録地で、駐車場完備、山肌の狭い土地を切り開いて出来た集落である。
国道から少し奥まった場所にあるので、案内図どおりに進む。

そしてここからを境に今日の平和な日々は過ぎ去り、、まさか「利家と松」の舞台・金沢で恐ろしい事態が・・・!
いったい、どうなってしまうのか!?

顔が渋いのは・・・
ついに雨が降ってきたからです。(泣)

駐車場で雨具を着込み、今日の目的地である金沢市郊外にある医王山キャンプ場へ向けて出発する。
すでに雨は本降りとなっており、山を越え日本海に近づくにつれて大雨となってくる。
五箇山トンネルを超え、福光市から県道10号線(金沢湯桶福光線)を走る。この道は医王山のすぐ下まで伸びている道なので
金沢市街を迂回せずに富山県側から直接キャンプ場に向かえる道である。ツーリングマップルでもオススメの道として紹介されている。

・・・が!

途中のダムが工事とやらで、イキナリ通行止めを食らう。次の開通時間は1時間後・・・予備ガソリンを補給しつつ、しばらく待機。
(この開通時間がこれまたムチャクチャで、4時間工事して、30分だけ開通だった。1時間待ちでも幸いだったのか?)

大降りになってきた雨のなか、ようやく開通したダムの上を通り抜け、これでキャンプ場にたどり着けると思ったのだが、

・・・・・・が!しかし!


これのどこが県道なのかと問いたい。問い詰めたい。

とつぜんアスファルトの道が途切れ、ものすごい下り斜面が砂利道となって現われる。
とてもじゃないが大型のオンロードバイクが通れる道ではない。
しかも折からの大雨で滑りやすく、ブレーキを握ってフロントタイヤをフルロックさせても砂利が滑ってしまい、
まったく減速しない!

し、死ぬ〜〜〜〜

両足を使ってコケそうになるバイクを幾度となく支え、走ること約1キロ、ようやく砂利道が終わる。
バイクを止めたときには全身汗まみれ。
上の2枚の写真は、写真で見るとあんまり大したことない道ですが、実際に走ってみればもれなく恐怖が
味わえます。あんな道をオススメルートにしている昭文社に激しく抗議します!怒!

新車の異愚痴氏は遅れること20分、サイドスタンドを出しながら、そしてコケた時のことまで考えてサイドミラーを
畳んでたどり着きました。到着後に一服してましたが、
手の震えは隠せませんぞ。

このころから雨が大雨になってきたので、今日はキャンプを中止し、金沢市内の安ホテルに避難することにし、
観光センターで紹介された駅前のホテルにたどり着く。

おつかれモード
とりあえず荷物はすべてビショビショ。広げて乾かす。

夕食は市内の繁華街で地酒を喰らいつつ、金沢の人々と触れ合い(苦笑)、宿に帰ったのでした。


2002.9.14(土)

金沢−なぎさハイウェイ−輪島−(能登半島一周)−氷見−(北陸道)−黒部IC−どやまランド明日キャンプ場

前日までの悪天候にすっかり打ちのめされた2人だったが、今日は朝から晴れ間ものぞき、気持ちのいい朝。
肌寒い気温は相変わらずであるが・・・
荷物をまとめ、安宿を後にし、金沢市街にある武家屋敷後に向かう。

石畳の続く町並み
金沢駅から2〜3キロ離れれた場所にある。

休日の朝早く、静かなたたづまいを見せる武家屋敷に騒音を残しつつ、金沢の街を後にし、いよいよ
能登半島へと向かう。市街から金沢港へと抜け、能登道路を北上する。

能登道路にて
クリックすると再生されます。(よい子のみなさんはマネしないように)

能登道路の高松SAで貧しい朝食(昨日の夜、金を使いすぎた)をとり、今浜ICから、いよいよ期待のなぎさドライブウェイへ。
海岸沿いの砂浜だが、とても締まった砂なので車で走ることができる砂浜。波打ち際まで行けるのです。

ふつうに60キロぐらいで走れます。
停めるときはサイドスタンドの下に何か敷かないと大変。

そこでちょっと遊んでみました。

アホですなぁ(クリックすると再生します)
ちゃんと埋め戻しましょうね(クリックすると再生します)

←こんな感じで、普通に走れます。(クリックすると再生します)

そんなわけで、かれこれ1時間近く浜辺で遊んでいました。
柳田からR249を海岸沿いに北上に、次は能登金剛を目指します。能登金剛とは断崖絶壁に
洞窟や岩などが並び立つ景勝地です。エンドレスで演歌の流れているようなスポットもありましたが・・・
しかし能登金剛の最北部にあるヤセの断崖は、絶壁が海にオーバーハングしているすごい断崖で。
もちろんそのような場所ですから、こういった掲示もされております。

肝心の断崖はこんな感じです。

幾分肌寒くなってきたなか、ふたたびR249を、今度は朝市で有名な輪島に向けて出発しました。
輪島までの道はとくに目新しいところもなく、ときおり降る雨に悩まされながら、なんとか輪島に着きました。
ちょうど朝市の終わる時間で、ぎりぎりみやげ物を買うことは出来ましたが、人でにぎわうといった雰囲気は味わえず。残念。
しかしやはり港町だけあって、昼飯に食べた海鮮丼の美味しいこと!
その後お土産の地酒の手配などをし、午後1時ごろに輪島を出発。海岸にへばりつくような国道を進むと、急な斜面に
千枚田が続きます。

(道の駅千枚田ポケットパークにて)

ここからペースを上げ、珠洲岬を目指します。R249から県道28に入り、海岸沿いにアップダウンを繰り返し、
あっという間に半島先端を回ってしまいました。(走ってる最中は、どこなのかサッパリ判らなかった)
気がついたときには回り終ってました・・・。(汗

こんな感じで
アップダウンのワインディングが延々と続きます。風が強い!

やがて半島横断道路から県道57を使い、能登道路の穴水ICまでハイペースの爆走。
が、ここまで快調だった今日のツーリングにアクシデント。またしても雨。それも豪雨。慌てて雨具を着込むも、
すべてがまたびしょ濡れとなる。

能登道路の別所岳SAに非難するが、SAとは名ばかりで、トイレと自販機のみ。
仕方なくトイレにて雨宿りをするが、まったく止む気配はない。雨でビショビショになった地図を広げ、
本日の目的地を富山県黒部市にあるどやまランド明日キャンプ場に決め、雨の中に飛び出していく。

幸い雨は20キロほど走ったところで止む。反対車線を走っているライダーからは雨具を着込んだ姿を
不思議そうに見られるが、それもそのはず、たった20キロしか離れてない場所では、路面すら濡れていない。
まったく、ツイているのかツイていないのか・・・

その後、R415→氷見スーパー農道(ジャンプ台付き)→R160・8・472→北陸道小杉ICを経由し、
黒部ICまで
大爆走する。一般道なのに平均時速が・・・を・・・。
ヘトヘトになりながら黒部ICの近くで買出しをし、キャンプ場へ向かう。

が!またしてもハプニング。キャンプ場の受付は5時までだったので、あらかじめ電話で7時ごろ到着する旨の
連絡をしておいたのだが、夜間職員が(とんでもないボケ老人)大変お歳を召された方で、こちらが何を言っても
「あー?」「えー?」としか言わない。なんとか申し込みをし、料金を払う。
薪炭の手配は親切にしてくれたのだが・・・こちらも思わず苦笑い。

(このへんになってくると2人とも疲れきっていてデジカメの写真がないので、あしからず)

宇奈月温泉で風呂に入った後、テントでBBQをしていたが、またしても雨・・・呪われているとしか思えんな。
とにかく明日も雨&寒波ということなので、さっさと酒を飲んで寝る。


2002.9.15(日)

どやまランド明日キャンプ場−(北陸道・上信越道)−黒姫−戸隠−長野−菅平−真田−(上信越道・関越道)−自宅

(最終日は写真が全くないので、あしからず)

最終日はキャンプ場を出発した後、北陸道に乗り、長野に向かう。
途中、お互いのバイクを乗り換えたりしながら、上信越道経由で黒姫ICに到着。
ここから肌寒い(っていうか寒い)なか、蕎麦の本場、戸隠に向かう。神社の周りに蕎麦屋が集中しているのだが、
連休とあってかなりの混雑。

美味しい蕎麦をいただいたような気がするのですが、店が寒くてあまりよく覚えてないなぁ。
で、蕎麦食ったあとは長野市内を抜け、菅平を抜け、真田から再び上信越道にのり、かなりの渋滞の中を
すりぬけつつ、無事東京着。

高坂SAにいたポリス仕様のハーレー軍団とか、気合の入りまくったドカ集団には参りましたね。

結局、4日間でトータル走行距離1200キロオーバー。
給油回数が・・・9回?
そして雨具着用率80%!

ともかく無事に帰ってこれて何よりでした。
来年は北海道!?